はじめに
ブログを始めたばかりで、記事のアイキャッチ画像をどう作るか迷っていませんか。
私も最初は「せっかくChatGPTで画像が作れるなら、そのまま文字も入れたら楽じゃないか」と思っていました。
ところが、文字を入れて生成すると、意味不明な文字やフォント崩れが多発しました。
ChatGPTに何度も画像の再作成をお願いしても時間をかけても納得いく仕上がりにならず、正直ストレスでした。
この記事では、私が試行錯誤してたどり着いた「文字なし画像+後入れ文字」という方法と、具体的な手順をお伝えします。
初心者でも失敗を減らし、見た目もきれいなアイキャッチ画像を作れるようになります。
ChatGPTで文字入り画像を作るときの課題
ChatGPTで画像生成をすると、英字や数字はまだしも、日本語文字はかなりの確率で崩れます。
フォントも選べず、意図しないデザインになることがほとんどです。
私も最初は何度もプロンプトを変えて挑戦しましたが、結果は同じでした。
時間をかけるほど「これなら後から自分で文字を入れたほうが早い」と痛感しました。
ChatGPTで直接文字を入れた画像(崩れた文字例)
よく見ると日本語の文字がよめない箇所があります。

文字なし画像+後入れ文字
あとから文字を入れた場合は日本語の文字が読めます。

文字なし画像+後入れ文字のメリット
この方法に変えてから、作業効率とクオリティが大きく改善しました。
- CanvaやPowerPointで自由にフォントを選べる
- 文字サイズや色の調整が簡単
- 記事内容に合わせて後から差し替え可能
例えば、ブログのテーマカラーに合わせたフォントカラーも簡単に設定できます。
私は事前にChatGPTにフォントや配色案を出してもらい、それをCanvaやPowerPointで反映するようにしています。
アイキャッチ画像案の作り方(ChatGPT活用編)
ChatGPTで依頼するときは、以下のポイントを押さえると失敗が減ります。
- 文字は入れない
- サイズを指定(例:1200×630px)
- 画像の雰囲気やテーマを具体的に書く
- 配色イメージを伝える
ChatGPT画像生成プロンプト例
項目 | 内容例 |
---|---|
サイズ指定 | 1200×630ピクセル |
テーマ | 「ブログ初心者向け」「生成AI」 |
雰囲気 | 明るく親しみやすい |
配色 | ブルー+オレンジ |
禁止事項 | 文字の挿入 |
Canvaで文字を入れる手順
- 無料アカウントを作成
- 「カスタムサイズ」で1200×630pxを設定
- ChatGPTで作った画像をアップロード
- テキストツールでタイトルやキャッチコピーを入力
- フォントとカラーを設定
- PNGまたはJPEGでダウンロード
Canvaは初心者向きで、テンプレートも豊富、私は特に「背景に半透明の帯+白文字」をよく使います。
可読性がぐっと上がります。
PowerPointで文字を入れる手順
- 新規スライドを開く
- スライドサイズを1200px×630pxを入力して設定
- 画像をスライドに挿入
- テキストボックスで文字を追加
- フォントや影、縁取りを設定
- 画像とテキストボックスを全て選択してグループ化する
- 画像を選択して右クリックから「図として保存」をクリックする
- クリック後、JPEGで画像を保存する
- 保存した画像のサイズは大きいため、1200px×630pにリサイズする
PowerPointは細かい調整が効くので、既にインストールしている人にはおすすめです。
私も最終的な細部調整はPowerPointで行っています。
よくある失敗と回避策
- 文字が背景に溶け込んで読みにくい → 背景に帯を敷くか文字に縁取り
- 画像がぼやける → 元の解像度を維持、拡大しすぎない
- 配色が合わない → ブログのテーマカラーを基準に選ぶ
まとめ・次のステップ
アイキャッチ画像は記事の第一印象を決める大事な要素です。
ChatGPTでベース画像を作り、CanvaやPowerPointで文字を後入れすることで、手間をかけずに高品質な画像が作れます。
まずは、この記事の手順を試して1枚作ってみましょう。
作った画像を実際にブログやSNSに投稿し、反応を見ながら改善していくと、どんどん完成度が上がります。