ChatGPTでAI画像を作って販売したいと考える人は多いと思います。
私も「最大サイズで作ってPIXTAに登録すれば副収入になるかもしれない」と思い、実際に挑戦しました。
しかし生成されたサイズを見て、思わず戸惑いました。
最大を指定したはずなのに、出力されたのは1536×1024だったのです。
この記事では、私が体験した想定外の出来事と、その中で学んだ工夫や解決策を紹介します。
「思ったサイズが作れない」「販売に登録できるのか不安」と感じている方に、安心して活用できるヒントをお伝えしたいです。
想定外のサイズに驚いた体験
最初に「最大サイズで」と指示しました。
ところが出力されたのは1536×1024です。
「最大なのに中途半端なサイズ?」と驚き、不安が残りました。
試しにPIXTAへ登録すると、問題なく販売登録が完了しました。
安心できた反面、「なぜこうなるのか」という疑問は消えませんでした。
販売登録ができて安心した体験
PIXTAにはピクセル数の基準があります。
1536×1024でもその基準を満たしていたため、無事に登録できました。
販売は可能だと分かり、不安は和らぎました。
ただ、販売者としては「できるだけ大きいサイズで提供できる方が安心だ」と感じました。
ChatGPTで生成できる画像サイズの仕様
改めてChatGPTに確認すると、指定できる画像サイズは次の3種類でした。
私の場合は1792×1024を選んだつもりでも、1536×1024に縮小されていました。
これはシステム側の自動スケーリングによるものだと説明され、ようやく納得できました。
ChatGPTで生成できる3種類の比率
サイズ(縦×横、ピクセル) | 形・比率 |
---|---|
1024×1024 | 正方形(1:1) |
1024×1792 | 縦長(9:16に近い) |
1792×1024 | 横長(16:9に近い) |
※場合によっては縮小され、1536×1024などになる
ブログ用サイズが生成できない理由
ブログのアイキャッチでよく使うのは1200×630です。
比率ではおよそ1.91:1になります。
私はChatGPTで直接このサイズを作れるのか尋ねましたが、答えは「できない」でした。
指定できるのは先ほどの3種類に限られるため、生成後にリサイズやトリミングが必須です。
余白を残す構図での工夫
さらに調べると「余白を残す構図を作り、後から切り取る」という方法を提案されました。
被写体を中央に置き、背景を空や芝生のように単調で広がりのあるものにすれば、トリミングしても構図が崩れにくくなります。
この方法なら実用的だと思い、私は「すぐ試してみたい」と感じました。

実際に使えるプロンプト例
英語版
A wide horizontal composition (1792×1024).
The main subject is placed in the center with generous empty space on all sides,
so the image can later be cropped to 3:2 or 16:9.
Background should be simple and continuous (sky, plain wall, grass field, or gradient).
日本語版
横長の構図(1792×1024)。
被写体は中央に配置し、上下左右に十分な余白を確保してください。
後で3:2や16:9にトリミングできるように構図を作ります。
背景は空や芝生、壁、グラデーションなど単調で広がりのあるものにしてください。
このプロンプトなら、販売やブログ用の比率に調整しやすい画像が作れると実感しました。
用途別おすすめ比率と活用シーン
私は今回の経験を通じて「どの比率で作ると便利か」を整理しました。
ブログやPIXTA販売など、用途ごとに比率を意識すると作業がスムーズになります。
比率 | 代表サイズ例 | 活用シーン |
---|---|---|
3:2 | 6000×4000 | 写真集、紙媒体、PIXTA販売で汎用性が高い |
16:9 | 1920×1080 | ブログのアイキャッチ、Webバナー、YouTubeサムネイル |
1:1 | 1080×1080 | Instagramや正方形アイコン、SNS投稿 |
2:3 | 4000×6000 | ポスターや縦型印刷、PIXTAの縦長素材 |
4:5 | 2048×2560 | Instagramポートレート、モバイル表示重視 |
私が学んだこととこれから試したいこと
この体験から「完璧なサイズでなくても、生成して調整すれば十分に活用できる」と分かりました。
PIXTAに登録できたことで不安は和らぎ、「意外と大丈夫」という自信が持てました。
今後は余白を意識した構図を使い、3:2や16:9に加工していきたいと思います。
まとめ:AI画像をもっと気軽に使おう
ChatGPTの画像生成は万能ではありません。
しかし工夫次第でブログや販売に十分活用できます。
サイズが理想と違っても、調整すれば立派な素材になります。
まずは1枚生成して試してみてください。
不安よりも挑戦を優先すれば、解決策や工夫が見つかります。
私もこれから「とりあえずやってみよう」という気持ちで進めていきます。