繰り返し処理を書いていると、「ここで止めたい」「この回だけ飛ばしたい」と思う場面があります。
そのときに使うのが breakcontinue です。
この記事では、初心者向けに2つの違いと使い方をわかりやすく説明します。

この記事でわかること

  • breakcontinue の役割の違い
  • for 文での基本的な使い方
  • 使いどころを間違えないための注意点

完成コード(まず見てみよう)

# 1から10までの中で、7が出たら終了するサンプルです
for number in range(1, 11):
    if number == 7:
        print("7が見つかったので終了します")
        break
    print(number)

このコードでは、1から6までは表示され、7でループが止まります。
break は「その繰り返し自体を終わらせる」命令です。

テーマの説明(やさしく)

break は、繰り返しを途中で終了したいときに使います。
一方、continue は、その回の残り処理だけを飛ばして次の回へ進みたいときに使います。

違いを短くまとめると次の通りです。

  • break: ループを完全に終了する
  • continue: その回だけスキップして次へ進む

この2つを使えるようになると、繰り返し処理を細かく制御できるようになります。

具体例・補足説明

まずは continue の例です。

for number in range(1, 6):
    if number == 3:
        continue
    print(number)

このコードは、3のときだけ print(number) を実行しません。
結果は 1, 2, 4, 5 が表示されます。

次に、while 文で break を使う例です。

count = 1

while True:
    if count > 5:
        break
    print(count)
    count += 1

while True は本来ずっと続きますが、break があるので5で終了します。
「終了条件に達したら抜ける」という書き方です。

おじちくワンポイント

breakcontinue は便利ですが、使いすぎると処理の流れが読みにくくなります。
最初は「条件を満たしたら止める」「この値だけ飛ばす」のように、目的を1つに絞って使うのがおすすめです。
コードを読む人にも意図が伝わりやすくなります。

よくある勘違い・注意点

  • continue はループ終了ではなく、その回だけスキップする命令です
  • break を入れる位置が早すぎると、必要な処理まで止まってしまいます
  • while 文では、条件式や break 判定に使う変数を更新しないと、条件が変わらずループが終わらないことがあります

練習問題

問題1
for 文で 1 から 10 まで表示し、5 が出たら break で終了してください。

問題2
for 文で 1 から 10 まで表示し、偶数のときは continue を使って表示をスキップしてください。

まとめ

  • break は繰り返しを途中で終了する命令です
  • continue はその回だけ処理を飛ばして次へ進む命令です
  • 使い分けを意識すると、繰り返し処理を目的どおりに制御しやすくなります