「条件に合っている間だけ、同じ処理を続けたい」という場面で使うのがwhile文です。
for文と似ていますが、while文は回数よりも条件を中心に考える書き方です。
この記事では、while文の基本と無限ループを避けるコツを初心者向けに説明します。

この記事でわかること

  • while文の基本的な仕組み
  • while文で回数を数えながら処理する方法
  • 無限ループを防ぐために意識するポイント

完成コード(まず見てみよう)

# 1から5までを表示するwhile文のサンプルです
count = 1

while count <= 5:
    print(f"{count}回目の処理です")
    count += 1

このコードを実行すると、1回目から5回目まで順番に表示されます。
count += 1 があることで、条件がいつかFalseになり、ループが終了します。

テーマの説明(やさしく)

while文は「条件がTrueの間、処理をくり返す」文法です。
基本の形は次のようになります。

while 条件式:
    くり返したい処理

条件式がTrueなら処理を実行し、もう一度条件式を確認します。
条件式がFalseになると、while文を抜けて次の処理に進みます。

具体例・補足説明

まずは、3回だけ表示する例です。

count = 1

while count <= 3:
    print("こんにちは")
    count += 1

count の値が 1, 2, 3 の間は条件がTrueなので、3回表示されます。
4になった時点で count <= 3 がFalseになり、ループが止まります。

次に、ユーザー入力を使うイメージに近い例です。

password = ""

while password != "python123":
    password = input("パスワードを入力してください: ")

print("ログイン成功です")

この例では、正しい文字が入力されるまでwhile文が続きます。
「条件を満たすまで続ける」使い方がwhile文の得意な場面です。

おじちくワンポイント

while文でいちばん多いミスは、条件がずっとTrueのままになることです。
カウンター変数を増やす処理や、条件を変える処理を書き忘れると無限ループになります。
最初は「どこで条件がFalseになるか」を先に確認してから書くと、安全に進められます。

よくある勘違い・注意点

  • count += 1 のような更新処理を忘れると、ループが終わらなくなります
  • while文の条件式に比較演算子を書くとき、=== を混同しやすいです
  • while文の行末の : や字下げが崩れるとエラーになります

練習問題

問題1
count = 1 から始めて、while文で「1, 2, 3, 4」を表示してください。

問題2
number = 10 から始めて、while文で「10, 8, 6, 4, 2」を表示してください。

まとめ

  • while文は、条件がTrueの間だけ処理をくり返す文法です
  • 条件を変える処理を書いて、いつ終了するかを明確にすることが大切です
  • 無限ループを防ぐには、条件と更新処理をセットで確認する習慣が役立ちます