私は普段からVSCodeでPythonとGitを扱っているので、開発効率が上がるVSCodeの拡張機能をいろいろと試しています。
この記事では、「導入がしやすいこと」、「日々の作業が確実にラクになること」を考えて試した結果、私が実際に使っていて “入れてよかった” と感じている拡張機能を紹介します。
この記事の内容は2025年11月に確認した内容です。

この記事で紹介していない拡張機能も使っています。
Pythonの開発で必ず使用するものであり、下記の記事で紹介していますので、VSCodeでPython開発をする場合は一緒にインストールするようにしてください。

この記事で分かること

  • 拡張機能一覧
  • 実際に使っている「便利で実用的な拡張機能」

拡張機能一覧

私が日々の開発で使っている拡張機能は次の通りです。
どの拡張機能も無償で利用でき、これらを揃えることで、Python開発とGit操作の両方がぐっと快適になります。

拡張機能名機能概要活用ポイント
RuffLintとコード整形を統合するツールPythonの品質チェックとフォーマットを
ひとまとめにできます
Error Lensエラーと警告の強調表示修正すべき行を瞬時に見つけられます
Git GraphGit履歴の可視化ブランチ構造を迷わず理解できます
Git History行ごとの変更履歴確認過去の変更意図を調査できます

Ruff

私はRuffを導入した瞬間に「もうこれだけあればいい」と思いました。
Pythonコードの整形、Lintチェック、import整理が1つのツールで完結するため、個別にBlackやisortを入れて設定を分ける必要がなくなります。
特に、保存した瞬間にコードが一気に整う感覚は気持ちがよく、作業のリズムを崩さずに開発できます。

Pythonで実務的な開発をしている人にとって、コード品質と整形を手軽に統一できるのは大きなメリットです。

インストール

VSCode拡張パネルで「Ruff」と検索し、そのままインストールします。

設定

RuffをVSCodeの標準フォーマッターとして使うために、settings.jsonに以下を設定します。
これで、Pythonファイルを保存するだけで整形が行われるようになり、Lintチェックも合わせて実行されます。

    "ruff.enable": true,
    "editor.formatOnSave": true,
    "[python]": {
        "editor.defaultFormatter": "charliermarsh.ruff"
    },
    "ruff.organizeImports": true,
    "ruff.lint.enable": true,

Error Lens

Error Lensは、エラーや警告がコード上に直接強調表示される拡張機能です。
私も導入してからすぐに効果を実感しました。
問題のある行を探してスクロールする手間がなくなり、作業の流れを止めずに修正へ進めるようになります。

インストール

VSCodeの拡張機能パネルで「Error Lens」と検索してインストールします。

使い方

エラーや警告がある場合、該当行が次のように見やすい色で表示されます。
背景色や文字色で強調されるため、どこを直せばよいかを瞬時に判断できます。

Git Graph

Git Graphは、Gitの履歴を視覚的に表示できる拡張機能です。
ブランチの状態やマージの流れが一目でわかるため、作業前の状況把握がとてもスムーズになります。
実際の開発では、履歴を見て「どこから作業を始めるべきか」「今ブランチがどう分岐しているか」を確認するために重宝しています。

インストール

VSCodeの拡張機能パネルで「Git Graph」と検索してインストールします。

使い方

左側のメニューから次のようにGit Graphを選択します。

選択すると次のようにGitの履歴を視覚的にタブで表示されます。
この画像はmainブランチにしかコミットしていないため、直線の表示になっています。
ブランチを作成しているとブランチの分岐元、履歴も見ることができます。

コミットをクリックすると詳細情報を確認でき、ブランチ操作もここから実行できます。

Git History

Git Historyは、ファイル単位や行単位の変更履歴を詳細に確認できる拡張機能です。
コードの「なぜこの変更が入ったのか」を調べる場面は意外と多いです。
必要な部分だけをピンポイントで調べられるため、効率よく目的の情報にたどり着けます。

インストール

VSCodeの拡張機能パネルで「Git History」と検索してインストールします。

使い方

対象ファイルを右クリックし「Git: View File History」を選ぶと、そのファイルに関するコミット履歴が表示されます。

コミット履歴単位で変更箇所を確認でき、過去の変更内容や実装意図を追跡する際に役立ちます。

まとめ

ここまで、PythonとGitの作業を効率化するために役立つVSCode拡張機能を紹介しました。
どれも普段の作業を支えてくれる実用的なものばかりで、開発にかかる負担を軽くしてくれます。
まずは紹介した拡張機能を導入して、作業環境を整えるだけで思っている以上に作業の進み方が変わります。
今後も便利な拡張機能を追加して紹介していく予定なので、用途に合わせて少しずつ環境を育てていくことをおすすめします。