ブログで収益化を始めたいと考えたとき、最初に取り組みたいのがGoogleアドセンスです。
Googleアドセンスの審査が通過すると次のように広告収入を確認できます。
(広告の数字はモザイクをかけています。)


ただ、初めて挑戦する人には「どう準備すればいいのか」「何をすれば審査に通るのか」が分かりにくいものです。
私は審査に2回落ちましたが、記事を修正して構成を見直したことで、再申請からわずか1日で合格できました。
この記事では、アドセンス審査に向けた準備から登録、合格後の広告設定までの全体の流れをまとめています。

この記事で分かること

  • Googleアドセンスの仕組み
  • 審査に向けた準備と記事の整備方法
  • 登録から審査までの流れ
  • 合格後の広告設置方法

Googleアドセンスとは

Googleアドセンスは、Googleが提供するクリック報酬型の広告サービスです。
自分のブログやサイトに広告を次のように掲載でき、読者がクリックすると収益が発生します。

広告はGoogleが自動で選定し、サイトのテーマや読者の関心に合わせて最適な内容が表示されます。
ブログ運営者は、記事を書くことで自然に収益を得る仕組みを構築できます。
Googleアドセンスのことをより詳しく知りたい方は下記のサイトを確認してみてください。
Google AdSense ヘルプ – AdSense の概要

アドセンスは、文章を書くことがそのまま価値となる仕組みのため、ブログ初心者でも始めやすく、収益化の第一歩として最もおすすめの方法です。

審査に向けた準備と記事の整備

Googleアドセンスの審査では、サイトの品質・信頼性・一貫性が重視されます。
「記事の数よりも、どれだけ読者にとって有益か」が判断の基準になります。
私も最初に申請したときは「有用性の低いコンテンツ」として不合格でしたが、構成を整理し記事の内容を充実させたことで合格につながりました。
以下は、私が意識した準備のポイントです。

項目内容補足
記事数10〜15本を目安に、1記事あたり2000文字以上内容の濃さを優先
コンテンツ内容実体験・具体的説明を重視オリジナリティを意識
プライバシーポリシー個人情報・Cookie利用の記載アドセンス利用では必須
お問い合わせページフォーム設置またはメール記載運営者への連絡手段を確保
サイト構成トップページ・カテゴリ・プロフィールを整備読者とGoogleが理解しやすい構造
内部リンク関連記事をつなげるサイト全体の回遊性を向上

記事をわかりやすく修正して画像を使って視覚的に補足することも効果的です。
私は技術系の記事で手順を画像つきで詳しく解説したところ、審査を無事に通過できました。

記事の改善・修正の実例は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

Googleアドセンス登録の流れ

準備が整ったら、Googleアドセンスへの登録を行います。
登録作業は次のような流れで行えば数分で完了しますが、入力内容を正確に記入することが重要です。
下記は2025年10月時点で確認した内容になります。

審査コードの発行

STEP1
Googleアドセンス公式サイトへのアクセス

Google AdSense公式サイトにアクセスし、画面右上の登録ボタンをクリックします。
クリック後、自分のGoogleアカウントを入力します。

STEP2
広告を表示するサイトのURLの入力

Googleアカウント入力後、次の画面が表示されるので、広告を表示するサイトのURLを入力して、「利用を開始する」ボタンをクリックします。

STEP3
審査コードの発行

次の画面が表示されるので、支払い先の情報を入力した後、「サイトをAdsenseにリンク」と書いている個所の「開始」ボタンをクリックします。
(サイト情報はモザイクをかけています。)

STEP4
審査コードのコピー

Adsenseコードが表示されるのでコピーします。
(サイト情報、Adsenseコードはモザイクをかけています。)

審査コードの貼り付け

Googleアドセンスで発行した審査コードを自分のブログに貼り付けます。
下記はXWriteのテーマを使用した設定ですが、他のテーマでも同じように設定できると思います。

STEP1
headセクションを開く

WordPress管理画面で「外観」→「カスタマイズ」を選択します。

STEP2
headセクションに審査コードの貼り付け

「ヘッダー」→「headセクション」を選択し、審査コードを貼り付けて保存します。
(貼り付け箇所はモザイクをかけています。)

審査から合格までの流れ

審査期間は通常数日〜1週間程度ですが、条件を整えていれば1日で合格するケースもあります。
Googleは次のような観点でサイトを評価します。

  • コンテンツの独自性と有用性
  • 構成のわかりやすさ(記事構造・導線)
  • サイト全体の信頼性(E-E-A-Tの観点)

審査に落ちた場合も焦らずに1記事ずつ見直し、具体的な体験を加えることで内容の信頼性が高まります。
私は「情報量よりも理解しやすさ」を重視した結果、再申請から1日で合格できました。

合格後の広告設定

審査に合格したら、広告を設置して収益化をスタートします。
私は自動広告を使わず、ウィジェットを利用して手動で広告を配置しています。
おすすめの広告配置は以下の3か所です。

  • サイドメニュー:ディスプレイ広告(常に目に入りやすい)
  • 記事の先頭:記事内広告(自然に読者の視線に入る)
  • 記事の最後:マルチプレックス広告(読了後に関連情報のように見える)

この3つの配置は、読者体験を損なわずに収益を得やすい定番のスタイルです。
具体的な設定手順は、こちらの記事で解説しています。

まとめ

Googleアドセンスで収益化を始める流れは、次の4ステップで整理できます。

  1. 準備する:記事・構成・プライバシーポリシーを整える。
  2. 登録する:Google AdSense公式サイトで申し込み。
  3. 審査を受ける:headタグにコードを貼り付けて確認を待つ。
  4. 広告を設置する:合格後にウィジェットで広告を配置。

アドセンス審査は、記事数よりも「読者にとっての有用性」を重視しています。
丁寧に記事を作り込み、信頼性と一貫性を意識すれば、誰でも確実に合格に近づけます。